おめでとう祭典

 

 

こういうときに体感するメディアのあさましさにいきが苦しくなる、これは夏の湿度のせいなのか、ゆるせないけどどうしようもない。

なんで他国の客席で出来て自国でできないことを讃えるのか、膨らんだ自尊心はくらべることで満たされ、そこに生まれる虚栄の影はわたしたちを飲み込もうとはしていないか。それらをみて手を叩くそのひと影に意志があるといえるのか。

傷つけられたことばかり騒いで傷つけたことを忘れてしまう、傷つけたことで負う傷に囚われて自分の中で終わってしまう、やさしさと脆弱さをはき違えていると泡となって消えてしまう。